2010年06月21日

ラーメン東京編

1泊2日の東京出張、今回もラーメンは3店。

①エビそばけいすけ(東京駅) 店舗前に香る強烈なエビの香り。昔、九州は小倉 屋台の豚骨ラーメンで、店の周りには50年ぐらい洗っていない犬、みたいな匂いがたちこめ待っている間におなかいっぱい、胸一杯になってしまったことを思い出す。
球を斜めにカットしたような美しいラーメン鉢に顔をつっこむとまさに体中エビだらけ、という感じ。私には正直言ってきつい。
店を出たあともエビ水で顔を洗ったかのごとくまとわりつく香り。あーしつこい。エビ味しかないのでご注意を。

②渡辺(高田馬場) 高級料理屋の風情。暖簾をくぐるとカウンターのみのラーメン屋。濃厚な豚骨魚貝系。どろっとしたスープに薫り高き麺。でもこの年齢ではちょっと重い。この手は若者むきだなあ。

③不如帰(幡ヶ谷) ついに表不如帰にたどりつく。目的のハマグリを使った塩ラーメンは、和食のはまぐりお吸い物に麺がはいたっような薄味の絶妙スープ。また、裏もそうであったが、穂先シナチク?というのか、先っぽだけを使ったシナチクの美味しいこと。横浜の支那そばやでもこれを使っていたが、我が町でも何処か出してくれないかなあ?






  


Posted by 亜流里  at 14:33Comments(0)旅先の食べ物

2010年06月21日

第64回 句会報

第64回 句会(10/6/11)

原 英俊 選

<特選>
冷酒酌むグラス越しなる信濃川    猛虎
髪洗うベッドのままで運ばれて    嘉代子
螢舞ふ延命治療始まりぬ       土筆

<秀逸>
身八口恋の螢の来て止まる      雅子
衣替え街の白さとナフタリン      妙高
さくらんぼ天女のほほにキスをする  文也
星涼し人の命について問ふ      蒼城
母の日の長き電話に嫉妬する    妙高
日本海へ足を投げ出す大西日    遊名
能装束夏の宴の静もれり       一路
産土の若葉に響く聾太鼓       辰若
滴りの投入堂に煌めけり       小春
万緑や地球は回り呼吸をする    ゆみこ
ねんころり乳の匂ひと天爪粉    日田路
麦秋や吹奏楽部の音合わせ    青二
六月やサッカー狂の休暇とる    糸遊
いつもならスーツの朝や鱚を釣る   蕪陵

祝 ワールドカップ開催

  


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2010年06月07日

祇園 先斗町 ふじ田

さてさて、京都は祇園、先斗町の歌舞練場の前にあるふじ田。何の知識もなく美味そうな雰囲気に、飛び込んでランチ。3種類のランチは2800円から5500円、家族3人で一つずつ注文。
くみ上げ豆腐にしょう油のくずあん、穴子の蒸しもの、桜エビ真蒸のお椀、ハモ、いさきの炙りお造り、かき餅まんじゅう、八寸の一つ一つ、どれもが美しく、また京都らしい薄味で素晴らしい。そして若い板長との楽しい会話。
「鮎に蓼酢って本当に美味しいと思いますか?教わったから出すけどそのまま方が美味いと思いませんか?」
「私ニートだったんです」などなど。
充実のお店でした。夜はなかなか手が届きませんが、どのコースを選んでもすっごくお得なランチです。ただ最後の白いご飯は・・・??。画竜点睛ってやつですか?残念無念。次回に期待しよう。四条のランチはぜひここで。


  


Posted by 亜流里  at 19:52Comments(0)旅先の食べ物

2010年06月07日

あな おそろしや

この写真なんだかわかりますか?
縁切りで有名な京都のパワースポット、安井金比羅等宮にあります。高さ1.5メートル、幅3メートルの巨石で、神様の力が下の円形の穴に注がれているとのこと。
石に切りたい悪縁のことを書いた紙を石に貼ってあり、それがどんどんたまってこうなっているとのこと。自然にはがれたもの以外はそのままらしいので、一番下の紙は30年以上前のものだとか。まーこわっ。

おふだに願い事を書いて、穴を通り抜けて悪縁を切り、裏からもう一度通り抜けて良縁をいただくとのこと。
女性が20人くらい穴を潜るため行列してました。まーこわっ。

ちなみに紙や別にある絵馬には、自分も相手も実名で

病気が完治しますように。等というごくごく普通のお願いから
上司が職場からいなくなりますように
○○が死んで彼が私の処へ来ますように
お向かいの○○が死にますように
早く離婚させてください
ストーカーから逃げたい

など、恐ろしい内容です。今日も何十、何百のひとがあの穴を潜っているのだと思うと・・・、まーこわっ。
お悩みのあるかたはおまいりを。

  


Posted by 亜流里  at 19:25Comments(0)旅先の食べ物

2010年06月07日

国宝 三徳山投入堂吟行 その2

さて、おなかいっぱいの一行は、三朝温泉を捨て倉吉観光を選択。鯛焼き(写真)など食しながら思い思いに赤瓦、白壁の街を散策。その後の鳥取砂丘 砂の美術館は驚きの連続。アフリカをテーマにした素晴らしい砂像群。そして誰もがなんかの思い出を持つ砂丘へ。遙か向こうに見える海を目指して歩く歩く歩く。汗と砂と疲れでみんなボロボロになりながらの1日でした。
最後の最後に「ところでおみやげの魚は何処で買うの?」すっかり忘れていました。すでに夕暮れ、市場は閉店、ということで近々鳥取第2幕 お魚買い物ツアー&大原武蔵野里&ゲゲゲの鬼太郎の街探検(距離感、時間感覚全くなし)をやることと相成りました。お疲れさまでした。

  


Posted by 亜流里  at 19:07Comments(0)今日の俳句

2010年06月07日

国宝 三徳山投入堂吟行 その1

日本一危険な国宝といわれる投入堂に亜流里メンバー11名で行って来ました。

社務所から130mほどの高さを1時間程度で登ります。木の根っこを掴み登る葛坂(写真)、鎖場を超え途中の行者堂?で一服。写真の足の下は絶壁、死ぬ思いで座っています。馬の背牛の背を超え鐘衝き堂へ。それぞれにお願いをし、鐘をごーん。しばらく登ると投入堂に。本当に投げ入れたとしか思えないお堂。神秘です。
帰りはちゃっちゃか、麓の谷川天狗堂で昼食。全く期待していなかった山菜定食の美味しいこと、三徳豆腐、マタタビや梅干し、トチ餅の天ぷら、零余子飯、地のナメコ汁で〆。お参りの際は時間がはっきりしているなら三徳山皆成院で精進料理を(要予約)そうでなければこの谷川天狗堂へどうぞ。おすすめです。

  


Posted by 亜流里  at 18:43Comments(0)今日の俳句